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夜の歯磨きは重要!しないで寝ちゃうとどうなる?
飲み会の帰りや、あまりに疲れて帰ってきた時はシャワーも浴びずに寝てしまうことがありますよね。冬の寒い時期はコタツに入ったまま居所寝をしてしまうこともあります。そんな次の朝に「うわっ」と後悔することは何ですか? 歯磨きですよね。歯磨きをしないで寝てしまうと次の日に口臭や粘り気がすごく不快に感じませんか? 今日は歯磨きをしないで寝てしまった場合口の中でどのようなことが起きるのかについて説明していきます。この記事を読めば夜寝る前にシャワーを浴びないでも歯磨きだけはしようと思い直します。

◆寝ている時は口が汚い

寝ながらご飯を食べているわけではないですし、飲み物を飲んでいるわけではないですが寝ている時は口の中が1日の中で一番汚いです。 その理由として寝ている時は唾液の分泌量が低くなるからです。唾液は口の中を湿らせているだけでなく、虫歯や歯周病の原因細菌の活動を抑制させています。 寝ている時は唾液の量が減るので細菌が活発になってしまうのです。起床時にはトイレの便器よりも細菌が多いと言われています。唾液の分泌量が減るので朝起きた時に口の中がべたつきます。

◆すぐには虫歯にならない

すぐには虫歯にならない
たった一晩歯を磨かなかっただけですぐに虫歯ができるとは限りません。歯にプラークが付着して細菌が活発になり、歯を溶かす酸を産生し虫歯にするには24時間~48時間かかります。たった1日磨かなかっただけで虫歯になることはないですが、口の中に細菌が大量に存在していると身体にとって良いことはないですよね。 まず起床すれば朝ごはんを食べますよね。細菌だらけの口でご飯を食べると考えてみてください。気持ちが悪くなりますよね。 もし寝る前に歯磨きをしなかったとしたら必ず朝起きて歯磨きをしてください。

◆寝込んでいる時は?

では、つい忘れてしまったのを除いて体調が悪く寝込んでいる時はどうしたらよいでしょうか。そういった時はご飯から意識して変えておきましょう。 ご飯はあまり歯に残らないようにおかゆを出来るだけ避けましょう。口の中にあまり残らないゼリーや栄養ドリンクを中心に食べると夜中に細菌が増えるのを最小限に抑えることができます。 できる限りでよいので口をゆすぐやガーゼで歯の汚れを取るなど工夫をしましょう。 もし、日中でもよいのでは歯磨きができるようなら歯磨きをすると虫歯のリスクも低くすることができます。 夜に歯磨きをしないで寝てしまう習慣がある人は一度歯科医院へ行き歯医者に見てもらうようにしましょう。夜に歯磨きを忘れてしまう人は虫歯ができているかもしれません。
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