Trouble
お口のトラブル

お口のトラブルQ&A

患者様から寄せられる様々なお口のトラブルをQ&A形式でまとめました。こちらの内容以外でも気になることがございましたら遠慮なくお問い合わせください。
睡眠時無呼吸症候群の治療は歯医者で受けられますか?
歯医者でも治療が可能ですのでまずはご相談ください。
睡眠時に呼吸が止まってしまう睡眠時無呼吸症候群は、いびきの原因になるだけでなく、放置していると日中の眠気や高血圧、脳梗塞、心筋梗塞など、血管系の病気もつながっていくものです。
歯科医院で行う睡眠時無呼吸症候群の治療としては、専用のマウスピースを使ったものとなります。保険適用の場合には病名と医師の診断書が必要になりますが、その場合歯科医師との相談が必要です。
いびき、睡眠時無呼吸症でお悩みの方はまずはご相談ください。
歯磨きをしているのに口臭を指摘されます。歯医者で治りますか?
歯周病やむし歯が原因の可能性もありますので、一度受診されることをおすすめします。
口臭が歯磨きで改善されない場合、歯石が溜まっている、もしくは歯周病やむし歯などのお口の病気が原因である可能性があります。
まずは歯科医院でお口の中を確認させていただき、問題のあるところを一つ一つ治療していくことで口臭も改善される可能性が高いです。
なお、歯石はどうしても溜まってきますので、定期的(3〜6ヶ月間隔)に歯石取りとお口のクリーニングを受けていただき、健康な歯茎と爽やかな息を保ち続けていきましょう。
治療後に歯がしみるようになりました。悪くなったのでしょうか?
治療後にしみることは珍しいことではありませんが、ひどい場合にはご連絡ください。
歯を削った後、歯石取りの後、ホワイトニングの後には歯が一時的に強くしみるようになることはよくあることです。ですが、いずれの場合においても、徐々に症状は落ち着いてくることがほとんどです。
ただし、神経が過敏になっていますので、冷たいものや熱いものを口に入れるのは避けるようにしていただき、数日様子を見ていただくことで落ち着いてくる可能性が高いです。
もともとむし歯が深く神経に近かった場合には、神経の炎症が強く出てしまい、その後の症状によっては神経を取らなければならない場合もあります。
万が一、しみる症状が落ち着かず、ズキズキと痛みが出てくる場合にはご連絡をください。
口内炎が治りません。受診したほうがいいですか?
2週間以上経っても症状が改善しない場合には一度受診してください。
口内炎は通常、長くても2週間くらい経つと自然治癒します。もしそれ以上経っても改善が見られない場合には、口内炎以外の病気も考えられますので、一度受診するようにしてください。
もちろん、口内炎ができてすぐの場合であっても、症状が辛いので楽にしたい、などのご要望があれば、軟膏の処方などは可能ですので、ご相談ください。
詰め物が取れてしまいました。付け直しできますか?
付け直しできるかどうかは、実際に状況を見ての判断となります。
詰め物や被せ物、差し歯が取れてしまった場合、付け直しができるケースもありますが、実際には付け直しできないケースの方が多いです。
多くの場合は、人工物の材料の劣化、セメントの劣化が起こっており、歯との間に隙間ができていたり、むし歯ができていたりすることが脱落の原因となっています。
いずれにしても、まずは状況を確認させていただく必要がありますので、ご連絡をください。
なおご自分で、接着剤でつけてしまうと状況が悪化してしまうため、そのようなことは控えるようにしてください。
歯ぎしりがひどいのですが、対処法はありますか?
マウスピースを作製し、歯や顎を保護することをおすすめします。
歯ぎしりの原因ははっきりとはわかっていませんが、ストレスとの関連が大きいと言われています。
歯ぎしりを根本的に解決するとしたら、ストレスをなくすという対処が必要になってきますが、すぐにストレスをなくすことはできませんので、歯ぎしりによる歯や顎へのダメージを防ぐために、就寝中にマウスピースをつける対処法がおすすめです。
歯ぎしり用のマウスピースは、保険適用内でお作りすることができますので、歯ぎしりが気になっている方はご相談ください。
歯茎に白いニキビのようなものができました。すぐに受診したほうがいいですか?
歯根に膿が溜まっている可能性があるため、早めに受診するようにしてください。
歯茎にニキビのような膿の袋が現れることがあります。通常は膨らんだり潰れたりということを繰り返し、見た目は口内炎にも似ていますが、そのような強い痛みはありません。
もしこのようなものが歯茎にできている場合、その原因として歯の周囲に膿が溜まっていることが疑われます。
レントゲンを撮ってそのような状況が確認できた場合には、根の治療が必要になります。放置すると状況が悪化し、抜歯となる場合もありますので、このような状況がある場合には、早めの受診をおすすめします。
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